株式会社大阪設備

2025 12/25

2025年12月25日 2025年12月25日

株式会社大阪設備とは

株式会社大阪設備は、1995年の創業以来、大型商業施設や高層オフィスビルなど様々な大規模建築物の設備工事に携わってきた会社です。

特にビル内部の空調設備を中心に、設計から自社工場での製作、現場での取り付け施工まで一貫して対応できる体制を整えています。これまで培ってきた豊富な経験と実績による確かな技術力により、顧客の多様なニーズに対して柔軟かつ的確に応えることが可能です。

株式会社大阪設備の企業方針・特徴

大阪設備が大切にしている企業姿勢は、「大阪で一番想いのある設備会社」を目指すと発信しています。単に会社規模の拡大を追求するのではなく、顧客に対して誠実かつ真摯に向き合い、社員や協力会社との密なコミュニケーションを通じて質の高いサービス提供に努めています。

また、時代の流れに合わせて新しい技術を積極的に取り入れる一方、先人から受け継いだ職人技術の伝承にも力を注いでおり、古くからのノウハウを風化させずに次世代へ繋げています。こうした「人」と「技術」の両面を重視する方針により、堅実な施工品質と信頼関係を築き上げている点が特徴です。

株式会社大阪設備の会社概要

社名：株式会社大阪設備
本社所在地：大阪府大阪市城東区成育1-3-29
設立：2012年9月（創業1995年）
代表者：代表取締役　宮田雄史
資本金：3,000万円
事業内容：ダクト及び各種設備設計・製作・施工
公式サイト：https://osaka-setsubi.com/

株式会社大阪設備のダクト冷媒事業

ダクト事業の内容と対象施設

株式会社大阪設備の中心事業であるダクト冷媒事業では、ビル空調用ダクトの設計・製作・施工を一貫して行っています。

大阪設備では自社工場でダクトを製造し、各現場の仕様に合わせたオーダーメイド施工を実現しています。また、商業施設・オフィス・宿泊施設など様々な用途の建物への施工実績があります。

冷媒・空調設備工事

大阪設備は、ダクト工事とともにビル空調の冷媒配管工事など、空調設備全般の施工にも対応しています。空調の冷媒配管とは、エアコンの室外機と室内機をつなぐ配管設備であり、冷媒ガスの循環によって冷暖房効果を発揮する重要な要素です。

官公庁許可においても管工事業の特定建設業許可を取得しており、専門的な技術と資格を持つスタッフが冷媒配管や空調機器の設置工事を安全かつ確実に施工します。これにより、大型ビルの空調システムをトータルに請け負い、ダクトから冷媒まで一貫して高品質な環境設備を提供できる体制となっています。

株式会社大阪設備の工場設備と製造体制

本社・第一工場・第二工場の特徴

大阪設備は自社内に2つの製造工場を持ち、安定した製造体制を築いています。2012年に摂津工場（現在の第二工場）を開設し、その後2015年には生産能力向上のため摂津第一工場を新設しました。

これら二拠点の稼働により、ダクトの生産能力向上に努めてきました。大阪市内の本社と摂津市の工場を組み合わせることで、関西各所の施設に対応できる体制を整えています。

工場設備・機械類の特徴

自社工場には空調ダクト製造のための専用設備が数多く導入されており、その充実ぶりが大阪設備の強みの一つとなっています。ダクトレーザー自動切断機をはじめ、電動エアーバッタなど最新鋭の機械設備を積極的に導入しています。

これにより、人手では難しい厚手鋼板の精密切断や大量加工も効率良く行うことができます。また、工場内には様々な成形機・加工機が揃っており、例えばダクトの端部に接続用のフランジを付けるフランジ成形機、金属板を所定の角度に曲げるベンダー、ダクト同士を強固に接合する溶接設備、塗装仕上げ用の塗装ブースなどが完備されています。

大阪設備ベトナム（海外工場）

大阪設備は国内のみならず海外にも生産拠点を展開しており、2021年5月にベトナム・ハノイに自社工場「大阪設備ベトナムハノイ工場」を開業しています。この海外工場の設立背景には、日本で技能実習を終えて帰国した若者たちが困窮する現状を知り、そうした人材を受け入れて活用の場を提供したいという想いがあったようです。

大阪設備ベトナムでは現地法人としてダクト製作を行っており、日本で培った技術の現地展開によりベトナムの発展と人々の生活向上に貢献することを目指しています。

また、この工場は今後日本へ赴く技能実習生の研修施設や、特定技能制度における技能試験会場としての活用も視野に入れられており、国際的な人材育成の拠点としての役割も担いつつあります。設備面でも、現地に5トン吊りクレーンを備えているほか、日本と同等のプラズマ切断機や成形機を導入し、高品質な製造を現地で可能としています。