山形城北高等学校の概要
学校の沿革・設立背景
学校法人富澤学園 東北文教大学山形城北高等学校は、1926年(大正15年)山形裁縫女学校として創立されました。創立以来、時代の変化に対応しながらカリキュラムを提供し、有望な人材を数多く輩出しています。
戦前から戦後にかけて校名が何度か変更され、令和4年に現在の東北文教大学山形城北高等学校に校名が変更されています。2026年には創立100周年を迎える歴史のある学校です。
建学の精神・教育理念
山形城北高等学校の建学の精神は「敬・愛・信」です。それぞれ次のように定義されています。
- 「敬」とは、あらゆるものを畏れ、あらゆるものを尊び、正しさを追求していくこと。
- 「愛」とは、見返りを求めることなく、ひとのあるべき姿を追求し、優しさを育んでいくこと。
- 「信」とは、敬と愛を実現するため、あらゆるものを信じること。
変わることのない建学の精神を学校の幹とし、その上に時代に応じた教育内容という枝葉を広げていくという考え方が示されています。
山形城北高等学校の基本情報
名称:学校法人富澤学園 東北文教大学山形城北高等学校
所在地:〒990-0824 山形県山形市肴町1番13号
設立年:1926年(大正15年、山形裁縫女学校として創立)
代表者:理事長 結城 章夫(運営統括責任者)
校長 大沼 敏美
公式ホームページ:https://www.johoku.ed.jp/
山形城北高等学校の学科・コース
特進科:難関大学進学を目指すコース
特進科は、多くの生徒が大学への進学を希望し、国公立大学や難関私立大学への合格を目指す学科です。少人数制のきめ細やかな指導の下、学力と人間力を鍛えます。
近年は、山形大学や新潟大学など、県内および近隣県の国公立大学への合格実績が多いのが特徴です。
特進スーパーコース(TS)は、深く学びを追求するコースで、土曜日は大学や塾などの外部講師による特別講座で学びを深めることができます。もう一つの特進アドバンスコース(TA)は、部活動に参加できる文武両道を実現するコースです。
特進科は平日7時間の授業が設定されており、国公立大や難関私大の受験に向けた実践力を養成するコースです。数学・英語では習熟度別授業を実施しています。
特進科の英語教育はとくに力を入れており、受験対策だけでなく、日本語同様に英語を操り頭で考えるよりも先に英語で言葉が出るようになることを目指しています。
オールイングリッシュでの表現活動や議論を取り入れ、生徒が自ら言葉を交わし合うことで真の理解につなげている点も特徴です。
また、特進科の学習棟は他コースと別棟にあり、宿題も生徒一人ひとりの学習の仕方や進み具合に合わせて用意されるなど、手厚い個別指導を受けられます。
普通科:アカデミック探究(AT)コース
アカデミック探究(AT)コースは、「高校卒業後は進学を希望」「高校で学びながら進路を決めていきたい」生徒を対象とし、進学のための学力をつけることに重点を置いています。
1年次は他コースと同じカリキュラムですが、2年次からは科目選択により、文系、理系看護医療系に分かれて学習します。
文系は、経済学部や文学部、法学部など文系大学や専門学校への進学対策として、国語や英語、社会科を中心に学習し、新しく古典探究の授業も行います。理系では、理学部や工学部など理系大学への入試に対応するため、数学や理科の基礎学力を伸ばし、演習を通して思考力を定着させる授業が中心です。
看護医療系は、看護や医療の分野を目指す人に向け、進路を確かなものにするための基礎学力を養成します。
ATコースは一日6時間授業のため、放課後の時間は部活動など生徒が自由にアレンジ可能です。また、東北文教大学や東北芸術工科大学の協力を得て、SDGsと地域をテーマとする課題探究を実践しています。
普通科:キャリア探究(CT)コース
キャリア探究(CT)コースは、就職に有利な専門知識や技術を習得し、現場で活躍できる人材を育成するコースです。公務員や民間企業、子どもに関わる仕事、福祉系の仕事など、多様な職業への憧れを実現させたい生徒を後押しします。
2年次からは、幼児教育系と福祉系、情報キャリア系の3つに分かれて学習するコースです。幼児教育系は、幼児教育系の大学や短大への進学を志望する人のために、保育士・幼稚園教諭に不可欠な器楽(ピアノ)造形、ダンスといった専門科目を学び、実践的な力を身につける授業が中心です。
福祉系では、社会福祉や介護福祉、生活支援技術やコミュニケーションスキルなどを学習し、車椅子や介護用品の正しい使い方など、要介護者・障がい者の立場や感覚を体感・理解しながら実践力を養います。
情報キャリア系は、公務員や民間企業への就職に役立つ授業を展開します。情報処理の学習をはじめ、公務員試験・就職試験対策講座など、専門的に学習可能です。
CTコースの強みは、系列の大学・短大や付属幼稚園などと連携した学びと体験を通して実践力を身につけられることです。また、独自科目として実践英会話・韓国語・消費者教育が開設されています。
普通科:スポーツ探究(ST)コース
スポーツ探究(ST)コースは、スポーツ活動を強みに進路につなげたい生徒を対象とし、運動と学びの両面にバランスよく取り組みます。体育系の大学や各種専修学校等への進学、就職に対応したカリキュラムを提供するコースです。
実技に加え、スポーツ医学、栄養学、救急介護法など、スポーツ関連の職業を目指すための専門的な学びを提供しています。コース独自の授業では、ボルダリング、ゴルフ、テニス、キャンプ実習など、専門とする種目に偏らず、さまざまなスポーツにチャレンジ可能です。
とくに、2年次の授業「救急介護法」では、専門の講師を招いてセルフコンディショニングや救急処置を学び、メディカルフィットネス協会認定のスチューデントトレーナー初級の資格を取得できます。
山形城北高等学校の新制服(2026年4月より導入)

新制服導入の背景とコンセプト
山形城北高等学校では、2026年4月より新制服を導入予定です。
創立100周年という節目を迎えるにあたり、これまでの伝統を継承しつつ、現代の生徒の価値観やライフスタイルに合った、新たな時代にふさわしい制服が誕生しました。
新制服は、スクールカラーである【紫】を取り入れることで、校訓「敬・愛・信」や伝統を大切にしながらも、未来への希望を感じさせる新鮮なデザインとなっています。
新制服の特徴
新制服は、冬服・夏服は上下を自由に組み合わせることができるため、春・秋の気温変化に対応しているほか、スラックス・スカートを性別に関係なく自由に選択できるなど、ジェンダーレスな考え方も取り入れています。
また、動きやすさや着心地にも配慮されており、学校生活だけでなく通学や校外活動においても快適に着用できる設計です。
落ち着いた色味と洗練されたデザインにより、山形城北高等学校らしい「品格と自由」を兼ね備えた制服になっています。
まとめ
学校法人富澤学園 東北文教大学山形城北高等学校は、1926年創立の歴史を持ち、建学の精神「敬・愛・信」に基づき、知性と人間性を育む教育を行っています。
重点目標として「ICTを活用した個別最適な学びの提供」と「社会とつながる協働的な学びの実現」を掲げ、教員一人当たりの生徒数が私立高校の中では少なく、きめ細やかな指導を最優先する面倒見の良さが強みです。
学科構成は、国公立・難関私大を目指す特進科(TS/TAコース)と、進路に応じて細かく分かれた普通科があり、生徒の多様なニーズに対応しています。
とくに特進科では少人数制による個別指導や高度な英語教育を提供し、普通科スポーツ探究コースではスチューデントトレーナー初級資格の取得も可能です。
系列の大学・短大との連携や、学力・部活動・特別認定の3種類の奨学金制度も充実しており、生徒の夢の実現を多角的にサポートする体制が整っています。
