村上浩輝(株式会社ツクルバ 創業者)

目次

村上浩輝氏の概要

株式会社ツクルバの創業者としてのあゆみ

村上浩輝氏は、2011年8月に設立された株式会社ツクルバの創業者です。村上氏は「場の発明」を通じて欲しい未来を作るという企業理念を掲げ、実空間と情報空間を横断した事業展開を行う同社の基盤を築いた実績を持ちます。

創業時は共同代表体制をとっていましたが、2021年8月からは経営体制の変更に伴い、村上氏が単独で代表取締役CEOを務める体制へと移行しました。

村上氏のリーダーシップの下、株式会社ツクルバは2019年7月に東京証券取引所マザーズ(現在のグロース市場)への上場を果たし、主力事業である中古・リノベーション住宅流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」を成長させました。

なお、2025年9月以降の経営体制においては、野村駿太郎氏が代表取締役CEOに就任しており、村上氏は経営の第一線である代表職を次世代へと引き継いでいます。

創業の想いと企業理念

村上氏らが創業時に抱いた想いは、「FOUNDERS’ STATEMENT」として現在も組織の理念となっています。

人は一人では前を向いて生き続けることが難しく、共感や意見の交換、応援といった共感や意見交換が起きる「場」が人生には不可欠であると語られています。

村上氏らは、人生を肯定する力を持つ「場」を発明し、誰もがありのままに生きられる世界をつくることを目指して事業を開始しました。

創業時の想いは、現在の企業理念や、ビジョンといった言葉で示され、村上氏の手を離れたあとも組織の根幹を成す価値観として深く根付いています。

株式会社ツクルバの基本情報

村上浩輝氏が創業し、上場企業へと成長させた株式会社ツクルバの基本情報は、以下の通りです。

名称株式会社ツクルバ(英文社名:TSUKURUBA Inc.)
所在地〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-3-14 恵比寿SSビル 7F
設立2011年8月
代表者代表取締役CEO 野村 駿太郎
従業員数304名(2025年7月31日時点)
上場市場東京証券取引所 グロース市場(証券コード:2978)
事業内容中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」の企画・開発・運営カウカモプラットフォーム事業カウカモエージェントサービス事業
公式サイトhttps://tsukuruba.com/

創業事業と主要サービスの内容

カウカモプラットフォーム事業

村上浩輝氏の経営体制下で大きく成長した中核事業の一つが、カウカモプラットフォーム事業です。

事業内容として、中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」の企画から開発、運営までを一貫して行っています。

テクノロジーとデザインを融合させた自社プロダクト群を活用することで、住まいの購入や売却に関わる顧客情報の蓄積と、質の高い物件情報の集約を実現しています。

個人向けには、ウェブサイトやスマートフォンアプリ、オンラインメディア「cowcamo(カウカモ) MAGAZINE」などを通じて、住まいの売買に関する多様なサービスをオンラインとオフラインで提供中です。

法人向けには、プラットフォームに蓄積されたデータを活用した物件の企画や開発支援、販売促進サービスを展開しています。

また、サービスを通じて収集された膨大なデータを蓄積し、各事業へ活用可能にするプラットフォームの開発も自社で行っており、住まいの流通構造の革新に取り組んでいます。

カウカモエージェントサービス事業

プラットフォーム事業とともに重要な事業として、カウカモエージェントサービス事業が挙げられます。

cowcamo(カウカモ)に問い合わせを行った個人ユーザーに対し、独自開発のシステムを用いて最適な住まいの購入や売却体験を提供するサービスです。

単なる不動産仲介にとどまらず、ユーザー一人ひとりのニーズに合わせた幅広い提案を行い、効率的かつ円滑な取引体験を実現しています。

購入エージェントサービスでは、専用チャットを用いたコミュニケーションやリノベーションのコーディネートなどを行い、顧客の住まい探しを伴走します。

また、リノベーションプランニングは、購入ユーザー向けのリノベーション計画の策定や売却ユーザー向けのデザイン・企画プロデュース、インテリアコーディネートをワンストップで提供可能です。

さらに、売却エージェントサービスでは、個人や法人の売却検討ユーザーに対し、カウカモのメディア力を活かした物件紹介や売却支援を行っています。

村上浩輝氏が築いた強みと特徴

「場」の発明とビジュアルアイデンティティ

村上氏らが掲げた「場の発明」というコンセプトは、単なる物理的な空間づくりを超え、情報空間と実空間を横断した価値の創出を意味しています。

株式会社ツクルバは10期目の節目にビジュアルアイデンティティを刷新し、「場=(BA)」のモノグラムパターンを採用しました。

このデザインは、「場」を広げていく同社の姿勢を「B(Business)」と「A(一貫したPhilosophy)」の組み合わせで表現しており、ビジネスとしての論理や理性(青)と、フィロソフィーとしての情緒や情熱(赤)という、一見対立する要素を統合することを意図しています。

デザインとビジネスを融合させる経営手法は、村上氏が創業以来築き上げてきた大きな特徴であり強みといえます。

独自の価値観「TSUKURUBA 5 VALUES」

組織運営においては、ビジョン実現のために重要な5つの価値観「TSUKURUBA 5 VALUES」が制定され、全社員に共有されています。

「正々堂々と誇れる仕事をしよう」の項目では、自らの役割と責任に真摯に向き合い、正しい方法で仕事に取り組む姿勢が求められています。

また、「お客さまの課題を最短で解決しよう」では、顧客の本質的な課題理解と最速での価値提供にこだわりを持っていることが確認可能です。

さらに、「できる理由を考えよう」や「すぐ決めて、すぐやろう」といった行動指針は、不確実な状況下でも挑戦と改善を繰り返し、進化し続ける組織文化を形成しています。

最後には「大きなことを最高のチームで」といった指針により、健全な議論と助け合いを通じてビジョン実現を目指すチームワークが大切であるとされています。

まとめ

村上浩輝氏は、株式会社ツクルバの創業者として、実空間とテクノロジーを融合させた「場の発明」を推進してきました。

2011年の創業以来、コワーキングスペース事業や中古・リノベーション住宅流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」を立ち上げ、デザインとビジネスを統合した独自の経営スタイルで企業を成長させた実績があります。

また、2019年の株式上場や2021年の単独代表体制への移行など、企業の重要な局面を牽引し、現在の株式会社ツクルバの強固な事業基盤と「TSUKURUBA 5 VALUES」に代表される組織文化を確立しました。

現在は代表取締役を退き、野村駿太郎氏を中心とする新経営体制へと移行していますが、「住まいの『もつ』を自由に」というビジョンや創業時の想いは、形を変えながらも株式会社ツクルバにおいて継承され、事業活動の原動力として生き続けています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次