株式会社ピカソ美化学研究所|化粧品づくりの伝統と技術を持つ企業の事業内容を紹介

化粧品
目次

1.株式会社ピカソ美化学研究所とは?

株式会社ピカソ美化学研究所は、昭和10年11月21日に創業した歴史ある化粧品づくりの会社です。創業以来の技術と伝統を活かし、現在では化粧品の研究開発から量産、プランニングまでを一貫した品質管理のもと製造する企業として注目されています。

この記事では、株式会社ピカソ美化学研究所の会社概要、事業内容などを紹介します。

1-1.ピカソ美化学研究所の会社概要

  • 会社名:ピカソ美化学研究所
  • 事業所:(本社・中央研究所)〒532-0004 大阪市淀川区西宮原1丁目8番35号(東京オフィス・研究所)〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目16番3号(横浜テクニカルセンター)〒236-0004 横浜市金沢区福浦1丁目6番11号(神戸工場)〒662-0934 兵庫県西宮市西宮浜3丁目9番1号
  • 電話・FAX番号:(WEST)TEL 06-6399-8188 / FAX 06-6399-8288(EAST)TEL 03-5159-8800 / FAX 03-5159-8801
  • 創業:1935年11月21日
  • 会社設立:1948年4月8日
  • 代表:代表取締役社長 八木 伸夫
  • 許可:化粧品製造業、化粧品製造販売業、医薬部外品製造業、医薬部外品製造販売業
  • 事業内容:機能性・自然派コスメティックスの研究開発・企画・デザイン・製造
  • 公式サイト:https://www.cosme-park.com/

1-2.ピカソ美化学研究所の社名の由来

ピカソ美化学研究所の社名の由来は「美しく化する素」という言葉です。美・化・素が由来になっており、その由来通り、創業以来美容効果のある自然化粧品を創造することに力を注いでいきました。

最新かつ美容効果の高い自然化粧品を生み出すために、ピカソ美化学研究所では「創意工夫」を社是つまり経営方針としています。

2.株式会社ピカソ美化学研究所の事業内容

株式会社ピカソ美化学研究所の事業は主に以下の6つです。

  • 化粧品OEM/ODM
  • 企画提案
  • 開発フロー
  • 製造アイテム
  • 生産設備
  • 品質管理

これら主な事業内容について説明していきましょう。

2-1.化粧品OEM/ODM

株式会社ピカソ美化学研究所の主要な事業のひとつが化粧品のOEMもしくはODM生産です。

OEMとは、Original Equipment Manufacturingまたは Original Equipment Manufacturerの略語で、委託者のブランドで製品を生産すること、または生産するメーカーを意味します。

ODMは、Original Design Manufacturingの略語で、委託者のブランドで製品を設計・生産することです。

株式会社ピカソ美化学研究所は1935年の創業以来、化粧品づくりの分野で卓越した経験と技術、そして伝統を積み重ねてきました。その知識やノウハウを駆使して委託者の希望に沿う化粧品の研究開発から量産、プランニングまでのサービスを一気通貫で提供しています。

2-2.企画提案

株式会社ピカソ美化学研究所ではこれまで培ってきた化粧品分野での創造性や応用性、技術力、マーケティング力などを駆使し、企業のニーズに応える企画を提案しています。

たとえば、売り上げ拡大のために既存ブランドの見直しをしたいというメーカーのために、販路拡大のための開発ストーリーを提案する、既存製品の付加価値をさらに高めることができる化粧品の提案などが可能です。他にも化粧品事業に新規参入を考えている企業へのサポートとして、企画提案・開発技術の提供などもおこなっています。

2-3.開発フロー

企業の要望に合わせたプライベートブランド開発フローの提供もピカソ美化学研究所の得意とする分野です。プライベートンブランド開発までの主な工程は以下の通りです

  1. 打ち合わせ:販売ルート・価格・商品コンセプト・品種・品目などについて企業からの要望を聞きとります。
  2. 企画・提案:創業以来積み上げてきた経験と知識を活かし、マーケットのニーズを的確に捉え、独自の商品企画を提案します。
  3. 研究開発・試作:化粧品づくりで培った研究ノウハウを活用し、開発コンセプトに沿った処方の試作を提案します。
  4. 資材・デザイン提案:商品コンセプトに沿った容器、パッケージデザインなどを提案します。
  5. 仕様決定と見積もり:新しい商品の仕様がすべて決まれば、それに沿った見積もりをし、契約・発注となります。
  6. 試験・薬事申請:安全・安定性試験を行い、薬事法に基づいた申請をします。容器・包装資材の表示内容についての法令チェック、公的機関への申請代行も依頼可能です。
  7. 生産・納品:最新鋭の設備と伝統の製造技術で商品を生産します。厳しい品質管理体制のもと安心・安定した状態で商品を量産化します。
  8. フォローアップ:リピート注文の対応、リニューアルの提案など、納品後のサポートもピカソ美化学研究所にまかせることができます。

2-4.製造アイテム

化粧品づくりの会社としてさまざまな種類の化粧品を製造することができます。製造可能なアイテムの品目は以下の通りです。

  • 基礎化粧品:洗顔クリーム、洗顔パウダー、洗顔乳液、クレンジングクリーム、コールドクリーム、マッサージクリーム、 クレンジングゲル、保湿化粧水、アストリンゼント、特殊美容液、イオン導入、栄養乳液、ナチュラルオイル、 エッセンスオイル、栄養クリーム、特殊クリーム、保湿クリーム、スキンケアクリーム、ゲルクリーム、 各種パック、クレンザー剤、酵素製品
  • ヘア&ボディ製品:ヘアシャンプー、ヘアリンス、ヘアパック、ヘアコンディショナー、リンスインシャンプー、育毛養毛剤、 ボディシャンプー、 ボディローション、リキッドソープ、石けん
  • メイクアップ製品:パウダーファンデーション、クリームファンデーション、リキッドファンデーション、ベースクリーム、水白粉、 プレストパウダー、フェイスパウダー、アイシャドウ、チークカラー、リップスティック、 アイブローペンシル、カラーパレット
  • サンケア製品:UVケア製品、UVクリーム、サンタンローション、サンスクリーンローション、日やけ止めクリーム、 カーマインローション、サンケアローション
  • その他:フレグランス製品、男性化粧品、ベビーケア製品、エステティック向製品、業務用製品、歯磨類

2-5.生産設備

株式会社ピカソ美化学研究所では企業からの委託を受けて多種多様なアイテムを生産するための設備も充実しています。以下がその主な設備です。

  • 全自動エマルジョンミキサー
  • ハイビスディスパーミックス
  • チューブ充填機
  • ローション充填機
  • クリーム充填機

創業以来の伝統だけでなく、最新鋭の設備を備えることで、最新かつ美容効果の高い自然化粧品が製造できるわけです。

2-6.品質管理

化粧品は肌に直接触れるものなので、品位管理には細心の注意が必要です。株式会社ピカソ美化学研究所では、化粧品GMP規格や、ISO9001・22716に基づき、生産活動に係る全ての工程や品質管理体制に渡り、各種手順書をそろえ 常に標準化を目指しています。

さらに、資材や製品の抜取検査は、ANSI/ASQC Z1.4の規格に基づき実施されているので、その点でも安心です。

3.まとめ

株式会社ピカソ美化学研究所は、創業以来の伝統と技術に裏付けられた化粧品開発を専門とする会社です。企業からの委託により、既存ブランドのリニューアルや新しい化粧品の商品開発を行い、製造・販売に至るまでの工程を一気通貫でサポートする化粧品ODMのリーディングカンパニーとして注目されています。

株式会社ピカソ美化学研究所は国内だけでなく海外にも工場を所有しているので、今後国内外でのさらなる活躍にも期待できるでしょう。

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