大北はるか氏のプロフィール
脚本家として活躍する大北はるか氏の略歴をご紹介します。
大北はるか氏は大学卒業後、芸能マネージャーとして仕事をこなしていました。その傍ら、日本脚本家連盟スクールにて、脚本家になるための講座を受講し、シナリオ作成についてのノウハウを学びました。
日本脚本家連盟スクール卒業後の2014年、「第4回TBS連ドラ・シナリオ大賞」を受賞したのち、ドラマ「テディ・ゴー！」で脚本デビューを果たします。
現在は、医療系から刑事、学園、恋愛ものまで、幅広いジャンルで数多くのヒット作品を手掛けており、ドラマや映画制作の現場で大きな注目を集めている人気脚本家です。また、日本脚本家連盟スクールの脚本家クラスの講師として、若手脚本家の育成にも励んでいます。
大北はるか氏の代表作
大北はるか氏の主な代表作は以下の通りです。
ドラマ
ドラマ作品としては、「東京タワー」をはじめ「大奥」、「女神の教室～リーガル青春白書～」、「管理官キング」、「警視庁ひきこもり係」、「ナイト・ドクター」、「ラジエーションハウス～放射線科の診断レポート〜」など、人気ドラマの脚本を多く手掛けています。
映画
映画の代表作品としては、「恋を知らない僕たちは」、「なのに、千輝くんが甘すぎる」、「劇場版ラジエーションハウス」、「午前0時、キスしに来てよ」が挙げられます。
大北はるか氏が手掛ける作品の評価とは？
大北はるか氏が手掛ける作品は視聴者からどのような評価を受けているのでしょうか。近年の代表作に着目して、実際の評価・評判・口コミ等を簡単にまとめてご紹介します。
東京タワー
「東京タワー」は2024年4月に公開されたドラマで、小説が原作となっており、建築家の女性と医大生の青年が徐々に惹かれあっていく恋愛模様が描かれています。
不倫はダメだとわかっていても抑えきれない男女の欲望が如実に描かれており、ハラハラドキドキする展開が気になりすぎて一気に見てしまった、という口コミが多かったのも印象的です。
出演しているキャストの迫真の演技も高い評価を受けており、見応えのある作品であると言えます。実際に、TVerの週間再生ランキングで総合1位を獲得しており、多くの視聴者を魅了した作品です。
恋を知らない僕たちは
「恋を知らない僕たちは」は少女漫画が原作の青春ラブストーリー映画で、2024年8月23日に劇場公開されました。
キラキラした青春を感じられる映画ですが、リアルな恋模様も忠実に描かれており、非常に完成度の高い作品であるという感想が多く見られました。
登場人物の恋愛観、価値観、考え方などが丁寧に脚本されている点も高評価を受けており、若者だけでなくどの世代の方が見ても楽しめる作品と言えるでしょう。
劇場版ラジエーションハウス
「劇場版ラジエーションハウス」は2022年に制作された放射線技師たちの奮闘を描いた医療系の映画です。テレビドラマとして放送されていたものの映画版というイメージがあるかもしれませんが、劇場版は完全オリジナル作品になっています。
そのため、テレビドラマを見ていなくても理解できるように、うまく脚本されているのが特徴です。
本作では医療現場で発生した大きな難題に立ち向かう主人公たちの生き様が、劇場版ならではのダイナミックなスケールで描かれています。
「一人で戦う必要はない」というテーマがわかりやすく脚本されている、人の温かさを感じられる、絶妙な笑いもあっておもしろいなど、多くの視聴者・評論家から高く評価されている作品です。
脚本家の仕事とは？
大北はるか氏のような脚本家は、ドラマや映画などでどのような役割を担っているのでしょうか。仕事内容をわかりやすくまとめてみました。
脚本家の役割
映画やドラマなどのシナリオを執筆するのが脚本家です。脚本は主に台詞とト書きによって構成されています。台詞は俳優が実際にしゃべる内容を指し、ト書きは俳優の動きやシチュエーションの設定などを細かく指定したものになります。
脚本には、漫画や小説を原作とした脚本だけでなく、オリジナルシナリオを作成することもあり、小説家のような創作力も必要な仕事です。
脚本家はドラマや映画の「設計者」のような役割を担っています。そのため、脚本の出来によってその作品がヒットするかどうかが決まると言って過言ではありません。
脚本家になるためには？
脚本家になるための決まったやり方はありませんが、はじめは大北はるか氏のように脚本を学べる専門学校などに通って、専門知識やノウハウを習得する方が多いです。
卒業後、映画制作会社でアシスタントなどをこなしながら経験値を積み、シナリオコンテスト等で実績を作れると脚本家への道が開けてきます。
まとめ
大北はるか氏は2014年にTBS連ドラ・シナリオ大賞に輝いたのち、脚本家としてデビューしました。「東京タワー」や「恋を知らない僕たち」、「劇場版ラジエーションハウス」など、多くのドラマ・映画作品の脚本を手掛けており、関係者や評論家たちの間でも高く評価されています。
脚本はドラマや映画などの映像作品において、必要不可欠です。大北はるか氏は幅広いジャンルの作品での脚本経験もあり、今後もますますの活躍が期待されます。
