1.株式会社ノベルズとは
北海道上士幌町に本社を置く株式会社ノベルズは、肉牛・酪農・食品事業を展開する企業です。北海道の雄大な自然や広い土地を活用して、お客様に信頼できる美味しい食品や商品を販売しています。
株式会社ノベルズは、北海道の地域に根ざした事業展開を大切にしています。十勝の豊かな自然と資源を十分に活かして、お客様に「美味しい！」と思ってもらえるように、いつでも高品質な農畜産物の生産・販売に取り組んでる企業です。
1-1.株式会社ノベルズの会社概要
会社名：株式会社ノベルズ
本社所在地：〒080-1408 北海道河東郡上士幌町上士幌東3線259番地
電話番号：01564-2-3660
設立：2006年12月1日
資本金：2,000万円
1-2.株式会社ノベルズの公式サイト
2.株式会社ノベルズの事業内容
株式会社ノベルズの事業内容について紹介します。
2-1.肉牛事業
株式会社ノベルズの中核事業と言える「肉牛事業」は、会社設立当初から手掛けてきた「交雑種１産取り肥育」の手法で良質な牛の育成をして、交雑種と黒毛和種で自社ブランド牛を生産してきました。
特に和牛素牛の出荷規模は国内有数を誇り、株式会社ノベルズの名を知られるきっかけにもなりました。自社ブランドの「十勝ハーブ牛」は長期間飼養することで、和牛本来の強い旨味とコクがあってとても美味しいお肉として知られています。
株式会社ノベルズの肉牛事業は飼養管理にもこだわっているので、同業者からも信頼されていて、トータル32カ月以上の長期飼養後に肥育牛として出荷されています。
2-2.酪農事業
株式会社ノベルズでは酪農事業も手掛けています。これは肉牛事業で培われた「受精卵生産・繁殖・育成」のノウハウが十分に活かされていて、清水町と浦幌町にあるデーリィファームで子牛を生産しています。
現在は清水町にあるノベルズデーリィ―ファームで乳用牛のホルスタインを約3,500頭も飼養しています。これは国内最大級の規模で、2020年には生乳を5万トン出荷しています。
酪農事業では生乳だけでなく黒毛子牛の生産にも力を入れています。受精卵移植による繁殖に取り組んでいて、日本の黒毛子牛の不足問題解消に向けて安定供給に努めています。
2-3.食品事業
株式会社ノベルズでは自社の畜産のノウハウを活かして、美味しいお肉を多くの人に食べてほしいという思いで食品事業も展開しています。グループ全体で生産している高品質な牛肉を消費者に届けてくれます。
特に力を入れているのが「十勝ハーブ牛」で、牛肉本来のおいしさが凝縮されているブランドの黒毛和牛です。株式会社ノベルズが長年研究を重ねて、餌に複数のハーブをブレンドしているので、十勝ハーブ牛という名前が付けられました。
3.株式会社ノベルズの強み
株式会社ノベルズの強みを紹介します。
3-1.確立された生産システム
株式会社ノベルズが事業を拡大して軌道に乗ることができたのも、早い段階で生産システムを構築されたからです。会社を設立した2006年の創業当初から取り組んできた「交雑種１産取り肥育」などを中心としたオリジナルの技術革新を活かした生産システムが構築されたことで、国内でも例のない生産体系を大規模に構築することができました。
独自の生産システムを形成したことで、株式会社ノベルズの商品に付加価値を付けることができて、結果的に事業拡大へと繋がっていきました。
3-2.地域共生
株式会社ノベルズでは北海道の土地を活かして事業展開していることもあり、会社として持続可能な農業を提案しながら、行政、団体、企業をはじめとする多くのステークホルダーと真摯に向き合いながら地域共生で事業を展開しています。
株式会社ノベルズでは様々な地域共生のプロジェクトを組織しています。北海道の関係者と一緒になって取り組みを推進しています。試行錯誤をしながら生乳やブランド牛を多くのお客様に届ける取り組みを行っています。
3-3.グループ会社が連携し付加価値を創出する
株式会社ノベルズではグループ企業が多数あり、現在7つの部門がグループ会社として相互連携してシナジー効果を生める強みがあります。グループ会社が連携することで、柔軟にお客様に商品を届けることができます。
市場環境の変化にも柔軟に対応することができるので、リスクヘッジにも強い側面もあります。全てグループで事業を展開しているからこそ、高付加価値を生み出せる強みを活かして和牛の生産に取り組むことができます。
4.まとめ
北海道は畜産が盛んで歴史がある酪農専門業者はたくさんありますが、株式会社ノベルズは2006年に設立されたばかりの比較的新しい企業です。2007年には導入した交雑種より黒毛和種の子牛初出生して、近年は急速に事業を拡大しています。
2010年には主力商品の十勝ハーブ牛を商標登録して、消費者にも株式会社ノベルズの魅力的な商品が知られるようになりました。これからも北海道の地域に根ざした事業展開を継続することで、地元の農畜産業の振興に貢献されることが期待できる会社です。
