1.中道リース株式会社とは
札幌証券取引所に上場している道内の中堅の総合リース会社として知られている中道リース株式会社を創業したのが中道昌喜です。北海道の開発が盛んに行われるようになった1972年4月に会社を設立しています。
設立当時は建設機械をリースする事業からスタートしましたが、中道昌喜の尽力のおかげで様々な事業を展開して会社の規模を拡大させてきた実績がある人物です。北海道の戦後開発の建設機械化に尽力したことで知られていて、日立製作所の建設機械を中心に道内での販売し貢献しました。
現在は中道リース株式会社が様々なサービスを提供しお客様に喜んでもらうために事業展開していますが、中道昌喜のスピリッツを受け継いで今でも会社が成長し続けています。
1-1.中道リース株式会社の会社概要
会社名:中道リース株式会社
本社所在地:〒060-8539 北海道札幌市中央区北1条東3丁目3番地 札幌スクエアセンタービル
電話番号:011-280-2266
設立:1972年4月
資本金:22億9,743万円
1-2.中道リース株式会社の公式サイト
https://www.nakamichi-leasing.co.jp/
2.中道リース株式会社の事業内容
現在の中道リース株式会社の業務内容を紹介します。
2-1.ファイナンスリース事業
中道リース株式会社の主力事業が「ファイナンスリース」です。様々な物件のリースをするサービスで、お客様が希望される物件を中道リースが代わりに購入してお客様に賃貸で取引するサービスを提供しています。
事前に物件の選定をしてからリースの申し込みをして審査を経てリース契約を締結します。実際に中道リースが物件を購入してリースが開始されます。契約期間中はリース料を支払ってリース満了になったら物件を返却するか再リースを選択してもらいます。
2-2.自動車リース事業
自動車リース事業はお客様が希望する自動車を中道リースで購入して乗ることができるサービスです。自動車の所有権は中道リースにありますが、このサービスを利用したお客様は自分が所有しているのと同じようにリースされた車を運転することができます。
色々な方法で自動車を所有するサービスがありますが、リース会社が買い取ってお客様にサービスを提供する方法も人気があります。リースで自動車を所有することで資金面でも管理面でもメリットがあります。
2-3.ファイナンス事業
中道リースではファイナンス事業も展開しています。お客様が必要とする事業資金を融資してくれます。運転資金や設備投資の資金などで利用するときに便利なサービスになります。
3.中道昌喜とはどんな人物だったのか?
中道リース株式会社を設立した中道昌喜とはどんな人物だったのかをまとめてみました。
3-1.様々な事業を展開
中道昌喜は中道機械株式会社の社長として、様々な事業を展開してきました。お客様に求められるサービスは何かを十分に考慮して、事業展開をして、建設機械や環境関連機械を販売したり、様々な設備の設計や製作、さらには販売した建設機械のメンテナンスやレンタル事業も展開してました。
その後に現存する中道リースを設立しました。建設機械とリースは相性が良かったこともあり、最初は社員の反対意見もでましたが、必ず会社が成長するという信念を貫いてリース会社を設立しました。
3-2.北海道の戦後開発に貢献
中道昌喜を語るうえで欠かせないのが北海道の戦後開発に多大な貢献をしたことです。特に建設機械の導入を積極的に行ったことで知られていて、日立製作所の建設機械を中心に道内に販売した実績もある人物です。
1950年代から北海道開発が本格的に行われるようになり、産業基盤となる道路や港湾や河川やダムなどの整備が急ピッチで行われました。この工事に建設機械を導入することで、多くの利益を出して会社が成長していきました。
1950年の北海道開発法が制定されたタイミングもあって、中道昌喜が提供した建設機械が多大な貢献をして北海道の戦後開発に影響を及ぼしたことで知られています。
3-3.社員の成長なくして会社の発展なし
中道昌喜は社員を成長させることが会社の発展に繋がると考えていました。この考え方は今のリース会社にも繋がっていて、常に研修や勉強会に参加して知識やスキルを身に付けて成長しています。
このやる気がある社員を大切にするためにリース会社でも必要な費用を支払って援助したりサポートしています。中道昌喜が常々感じていた社員の成長なくして会社の発展なし
4.まとめ
戦後の北海道の開発に多大な貢献をした中道昌喜は、北海道の発展に多大に貢献してきました。最初は社員の反対もありましたが、会社は軌道に乗って大きくなり、現在でも様々な魅力的なサービスを提供し続けています。
長く続く会社になると先見の明があったからこそ、リース会社として北海道でトップクラスの売り上げを誇る企業となることができました。これからも中道昌喜の思いを忘れずに社員が一丸となってお客様のためにサービスを提供していきます。