医療法人渓仁会

病院
目次

1. 医療法人渓仁会について 

医療法人渓人会は、北海道を中心に保険・医療・福祉・介護などの分野で「一人ひとりの生涯にわたる安心」と「地域社会の継続的な安心」を支える渓人会グループにおいて、医療分野を担う法人となっています。 

医療法人渓人会の中心でもある手稲渓人会病院は札幌西地域の基幹病院としても位置づけられており、人々の安心と健康を守れるよう日々活動しています。 

2. 医療法人渓人会の概要 

法人名:医療法人渓人会 

住所:〒006-0811 札幌市手稲区前田1条12丁目2-30 

電話番号:011-685-3888 

創業:1979年 

URL:https://www.keijinkai.com 

3. 医療法人渓人会の事業理念 

地域住民及び利用者から信頼され、質の高い効率的な急性期総合医療サービスの提供を行うため、以下の理念に基づいて活動しています。 

  • 患者主体の医療に徹する 
  • 地域に開かれた病院を目指す 
  • 高度の医療もわかり易く提供する 
  • 学習機会の積極的活用による前向きのチーム医療を実践する 

4. 医療法人渓人会の特徴と取り組み 

質の高い医療の提供と、地域住民の安心を守るため渓仁会は様々な活動に取り組んでいます。 

4-1 安全管理への取り組み 

渓仁会では医師・看護師・薬剤師・臨床工学技士・事務員で構成する医療安全管理室を設置して、高い品質での安全管理に取り組んでいます。 

医療安全管理室では、 医療現場の各部署に配置しているセーフティーマネージャー(医療安全担当者)と連携しながら、医療事故を防止するための安全な職場環境づくりを行います。 

また安全意識向上を目標とした、医療安全ポケットマニュアルを作成し、全職員が常に携帯するように努めています。 

4-2 感染防止への取り組み 

患者さんの安心した療養と職員が安全な業務を行えるように、正しい手洗いなど感染症の発症予防のための職員教育や、感染予防のための院内ラウンド、感染症が発生した時の伝播予防対策など、院内の全部署が連携してさまざまな取組みをおこなっています。 

感染対策や特別な治療を要する菌が検出された場合は医師・看護師・薬剤師、臨床検査技師でカンファレンスを行い、感染対策の必要性などを主治医や関係部署へフィードバックするなどし、治療に協力しています。 

4-3 蘇生処置実技トレーニング(ICLS活動) 

万一、院内で突然心停止された方が発生した場合への備えとして、職員が常に適切な蘇生処置が行えるよう、院内医療従事者向けの蘇生処置実技トレーニングコース(ICLS)を定期的に開催しています。 

トレーニングでは少人数グループに分かれ、実際に即したシミュレーション実習を繰り返し行い、蘇生のために必要な技術や蘇生現場でのチーム医療を約1日かけて学びます。 

5. 医療法人渓人会の役割 

医療法人渓仁では「患者さんのため、地域のため」を合言葉に、地域に方々から頼りにされる病院を目指すとともに、質の高い急性期総合医療を提供する病院であるよう日々研鑽しています。 

ここでは、渓仁会が地域医療の基幹病院として担う多くの重要な役割について紹介します。 

5-1 地域医療支援病院 

第一線の地域医療を担うかかりつけ医、かかりつけ歯科医等を支援する能力を備え、地域医療の確保を図る病院として相応しい構造設備などを持つ病院に対して、都道府県知事から与えられる認証が「地域医療支援病院」です。 

他の医療機関に対しての医療機器提供や医療従事者の研修と言った活動を積極的に行うなど、渓仁会は札幌西部地域の医療レベルの安定と向上に大きく寄与しています。 

5-2 地域がん診療連携拠点病院 

全国のどこでも質の高いがん医療の提供を受けられるよう、全国400箇所以上に設けられている「地域がん診療連携拠点病院」の一つとして指定を受けています。 

高い品質でのがん治療を提供するため、がん治療管理センターを開設し、緩和ケアやがん相談支援、家族会、複数科の医師による合同カンファレンスの実施など、がん患者さんを支える体制を整えています。 

5-3 救命救急センター 

重篤救急患者の救命医療を行うことを目的に、24時間体制で高度で総合的な救急医療を提供する「救命救急センター」としての機能を有しています。 

渓仁会では、救命救急センターとして認められるために必要な専用の病床を持ち、複数の領域にわたる高度な診療機能を有しています。 

5-4 ドクターヘリ基地病院 

広い北海道において、緊急医療を提供するためには必要不可欠なドクターヘリ。 渓仁会では、その基地病院としての機能を持っています。 

専用のフライトドクターとフライトナースが待機しており、消防からの要請に応じて北海道内の各所へ迅速に駆けつける体制を構築しています。 

5-5 災害拠点病院 

災害対策基本法に基づき都道府県知事から指定される「災害拠点病院」に位置づけられています。 

災害発生時に必要となる重篤救急患者の救命医療を行うための高度な診断機能や、被災患者の受入・搬出などを行う広域搬送への対応、自己完結型の医療救護チームの編成と言った災害拠点病院に必要な体制が整備されています。 

また日頃から様々な訓練を行い、万一の場合に備えています。 

5-6 初期臨床研修指定病院 

医学部を卒業して医師免許を取得した研修医が、卒後2年間にわたって基本的な技術や知識を身につけるための研修を行う「初期臨床研修指定病院」として1997年に厚生労働省から指定を受けています。 

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