北海道旅行のお土産として、誰もが買ってしまうのが「白い恋人」でしょう。北海道を代表するお菓子としてあまりにも有名ですが、このお菓子を製造・販売しているのが「石屋製菓株式会社」です。ここでは石屋製菓株式会社についてご紹介いたします。お菓子ばかりがクローズアップされがちですが、創業も古く北海道を代表するお菓子メーカーでもあります。どうぞ最後までお読みください。より「白い恋人」が味わい深くなると思います。
1.創業は1947年!歴史あるお菓子の会社です
石屋製菓の会社概要について、ホームページより抜粋してご紹介しています。さらに具体的に概要を知りたい方は、石屋製菓のホームページへアクセスしてみてください。
- 社名 石屋製菓株式会社(ISHIYA CO.,LTD.)
- 代表者 代表取締役社長 石水 創
- 本社所在地 札幌市西区宮の沢2条2丁目11番36号
- 創業 1947(昭和22)年
- 会社設立 1959(昭和34)年
- 事業内容 菓子製造業
- 従業員数 490名
- 拠点 東京営業所、宮の沢工場、北広島工場
石屋製菓の創業は1947年。戦後まもなく始まった会社です。元々は創業者の石水幸安氏が始めた政府委託のでんぷん加工業からスタートし、その後菓子製造業に転じて1959年に会社設立となりました。その後1976年に発売された「白い恋人」が人気となりました。「白い恋人」は現在も北海道みやげの定番として広く愛されています。まさに北海道を代表する企業と言えるでしょう。
2.「白い恋人」だけじゃない!石屋製菓の商品をご紹介
石屋製菓といえば「白い恋人」があまりにも有名ですが、これだけではありません。石屋製菓は、このほかにも様々な商品を製造・販売しています。また「白い恋人パーク」などの運営を通して、よりお客さまに楽しんでもらえるような活動もしています。
2-1 「白い恋人」をはじめとする人気のお菓子たち
ラングドシャクッキーにホワイトチョコレートを挟んだ「白い恋人」は、北海道の定番お菓子としてすっかりおなじみになりました。それに関連商品して「チョコレートドリンク」「ソフトクリーム」も販売されています。お店に入った際には、ぜひ手に取ってみてください。
2-2 北海道みやげにぴったりの焼き菓子
石屋製菓では、様々な焼き菓子も製造・販売しています。バターを使ったバウムクーヘン「なまらバターバウム」や「白いバウム」、チョコレートを使った「美冬」「アイ・ガトー」などのお土産に適した焼き菓子を展開しており、こちらもおみやげ用に人気となっています。その他にもたくさんの商品があります。ぜひ店舗やオンラインショップで見てくださいね。
3.デパートを中心に店舗を展開、「白い恋人パーク」の運営も
石屋製菓では、北海道を中心に関東・関西にも店舗を展開しています。北海道内の主要百貨店や直営店などがあり、店舗では白い恋人を中心とした石屋製菓のお菓子を購入することができます。さらにオンラインショップも運営していますので、店舗へ出かけなくても美味しいスイーツを購入できます。
また宮の沢工場にある「白い恋人パーク」(1995年オープン)では、白い恋人の工場見学やスイーツ作りが体験できるイベントなどを開催しています。家族でも友達同士でも楽しめるテーマパークです。詳しいイベント情報については、ホームページなどで確認してみてください。
4.「しあわせをつくるお菓子」企業理念にこめた北海道への愛
石屋製菓は、「白い恋人」のヒットにより北海道を代表する企業となりました。現在もそれは変わりません。長く北海道で活動してきた企業だからこそ、地域への貢献を目指し活動をしています。具体的には、
- 農業事業への支援(北海道150年ファームでのバニラ栽培など)
- 北海道内でのお菓子作り体験の実施
- SDGsについての発信活動(白い恋人パーク、ラジオ放送など)
- スポーツ応援活動(北海道スポーツ応援ネットワーク加入)
- コロナ渦の中、北海道内への新入生へ白い恋人を進呈(2020年)
など多岐にわたります。多くの北海道の方々と触れ合い、地域への貢献を目指して活動している企業でもあるのです。
5.まとめ
ここまで石屋製菓株式会社についてご紹介してきました。北海道土産の「白い恋人」があまりに有名なため、実際の製造メーカーについては知らない方も多いのではないでしょうか。戦後すぐに創業して以来、北海道での企業活動を通して地域の経済活動に大きく貢献してきた企業です。
全国に企業活動を広げながらも、北海道への貢献を目指している企業であることがお分かりいただけたと思います。これからも、北海道を代表する企業としてお客さまへ美味しいお菓子を提供し続けていくことでしょう。白い恋人を手に取った際には、ぜひ石屋製菓のことも頭に置いていただけると嬉しいです。