服部吉彦理事長・校長と服部学園の概要
学園の沿革と教育理念
学校法人服部学園は、1939年の開校以来、調理師、栄養士、パティシエ、ブランジェを育成する教育機関として長い歴史を持つ学校です。
東京都渋谷区千駄ヶ谷に拠点を置き、厚生労働大臣指定および専修学校認可を受けています。服部学園は「食育」を教育の根幹としており、単に技術を教えるだけでなく、食を通じて健康や社会に貢献できる人材の育成を目指していることが特徴です。
これまでに4万人以上の卒業生を輩出し、業界内外で活躍する多くのプロフェッショナルを送り出してきました。
新理事長・校長 服部吉彦の経歴と取り組み
2024年11月30日付で、長年にわたり副理事長および校長代行として学校経営を牽引してきた服部吉彦氏が、新たに理事長および服部栄養専門学校の校長に就任しました。
服部吉彦氏は入職以来、時代の変化に対応した学園運営を推進しています。
具体的には、学生募集やブランディングの強化を図るため広報部を設立したほか、韓国事務局の開設や、食育活動を推進する「HATTORI食育クラブ」、卒業生の就職・転職支援を行う「HATTORIギルド」の立ち上げなどです。
また、名古屋松坂屋本店レストランフロアのプロデュース、韓国サムスンの給食事業に対するアドバイザリー業務、ウズベキスタンでの和食普及活動なども手がけています。
さらに、オーガニック農家と協力して規格外野菜を活用し、食品ロス削減に取り組むなど、社会課題の解決にも尽力しています。公的な職務としては、NPO日本食育インストラクター協会理事長、全国料理学校協会理事、専門学校コンソーシアムTokyo副会長などを務める方です。
服部栄養専門学校の基本情報
名称:学校法人服部学園 服部栄養専門学校
所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-25-4
理事長・校長:服部 吉彦
設立等の背景:1939年開校、厚生労働大臣指定・専修学校認可校
事業領域:調理師・栄養士・パティシエ・ブランジェの養成、食育活動の推進
公式ホームページ:https://www.hattori.ac.jp/
服部学園が展開する学科・コース内容
服部学園には、目指す職種や学習期間、キャリアプランに合わせてさまざまな学科があります。
いずれの学科も実践的なカリキュラムと資格取得支援、就職支援が一体となっており、取得したい資格に合わせて選択可能です。
栄養士科(昼2年)
栄養士科は、調理のできる栄養士の育成が目的の学科です。
栄養士として必要な知識に加え、豊富な調理実習をカリキュラムに組み込むことで、献立作成だけでなく実際に美味しく調理できる技術を習得します。
カリキュラムには、食品加工学実習や食事療法、栄養士特別講座などが含まれており、実験や実習を中心に学習可能です。
卒業時には無試験で国家資格である栄養士免許が取得できるほか、専門士、食育栄養インストラクターなどの資格も目指せます。
また、卒業後に管理栄養士国家試験を受験する卒業生に向けた対策講座を開講し、継続的な学習バックアップを行っています。
調理ハイテクニカル経営学科(昼2年)
将来オーナーシェフや、店舗経営を目指す学生のための学科です。
1年次は、和・洋・中・製菓製パンの基礎を幅広く学びます。2年次には、日本料理、西洋料理、中国料理、製菓製パンの中から、専門分野を選択して技術を習得可能です。
また、調理技術だけでなく、飲食店経営や店舗運営、レストランサービス論などのマネジメント知識も習得します。
在学中に一流ホテルやレストランでの長期校外実習が含まれており、現場での実践力まで養える学科です。卒業時には、無試験で調理師免許が取得できます。
調理師本科(昼1年・夜1年半)
調理師本科(昼1年)は、1年間で調理の基礎から最新技術までを総合的に学び、最短で調理師免許の取得を目指すコースです。
和・洋・中・製菓製パンの全ジャンルを網羅し、ワインや接客サービス、店舗経営に関する知識も習得します。短期間で集中して学ぶことで、早期に現場で活躍できる「総合力と実践力のある調理師」の育成を目指します。
調理師本科夜間部(1年半)は、働きながら学びたい社会人や、大学とのダブルスクールを希望する学生に向けたコースです。
授業開始を18時30分に設定し、講義の一部をオンライン化して通学の負担を軽減しています。1年半で和・洋・中・製菓製パンの技術を学び、卒業時には無試験で調理師免許を取得可能です。
パティシエ・ブランジェコースとダブルライセンスコース
調理師本科パティシエ・ブランジェコース(昼1年)は、製菓・製パンの技術を重点的に学ぶ1年制のコースです。洋菓子、パン、和菓子の全ジャンルを基礎から学びつつ、カフェやフードに関する知識も身につけられます。
卒業と同時に調理師免許が取得できるため、パティスリーやベーカリーだけでなく、ホテルやレストランなど幅広い就職先に対応可能です。
栄養士・調理師のダブルライセンスコース(3年制)は、栄養士科(2年)と調理師本科(1年)などを組み合わせ、最短3年間で栄養士と調理師の両方の国家資格取得を目指す制度です。
両方の資格を持つことで、メニュー開発や適切な工程管理が行えるようになり、就職の選択肢が広がります。
服部学園の強み・特徴
一流講師陣とメディア連携
服部学園は、業界内での強力なネットワークを活かし、国内外で活躍する一流の料理人や専門家を講師として招いています。
専任教授陣に加え、特別講師として業界の第一線で活躍するシェフパティシエや料理長が直接指導する点が強みです。
また、テレビドラマ、映画、バラエティ番組など、多数のメディア作品における料理監修や技術指導を行っている実績もあります。
近年の実績として、ドラマ『フェルマーの料理』『グランメゾン東京』や、映画『みをつくし料理帖』などが挙げられます。
トライアングル体制による就職支援
就職活動においては、クラス担任、キャリアアドバイザー、専任教授の3者が連携して学生をバックアップするトライアングル体制を採用している点も服部学園の特徴です。
クラス担任は日々の生活や個別の相談に応じ、キャリアアドバイザーは情報提供や履歴書添削、面接対策などの実務的な支援を行います。
専任教授が業界とのネットワークを活かして企業や店舗との橋渡しを行うことで、学生一人ひとりの希望や適性に合った就職に貢献しています。
服部学園では、就職や転職支援の体制として、卒業後も転職やキャリアアップの相談に応じる生涯バックアップも実施中です。
また、服部吉彦理事長が立ち上げた「HATTORI GUILD」は、食業界に特化した仕事紹介サービスとして、卒業生の就職・転職を支援しています。
まとめ
学校法人服部学園は、長きにわたり日本の食育と調理・栄養教育を続けてきました。
2024年11月に服部吉彦氏が新たに理事長・校長に就任し、これまでの伝統を継承しつつ、ブランディング強化や産学協業などの新たな取り組みも推進しています。
栄養士科、調理師科、パティシエ・ブランジェコースなど多岐にわたる学科を用意し、一流の講師陣と最新の設備、トライアングル体制による手厚い就職支援を通じて、食業界の即戦力となる人材を育成中です。
また、メディア監修や食育活動を通じて社会への発信も積極的に行っており、単なる技術習得の場にとどまらず、食文化の継承と発展を重視する教育機関としての役割を果たしています。
