宗教法人平等大慧会

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宗教法人平等大慧会について

宗教法人平等大慧会は、昭和29年11月11日に「妙法華教」を経典として立ち上げられた宗教団体です。目に見える世界(この世)と目に見えない世界(あの世)の両方に通じる法則があると説いています。自分たちの先祖や日々食べているものの命、大自然と自分たちを取り巻くありとあらゆることに感謝をするというのが宗教法人平等大慧会の教えです。

また、生活している中で抱えるあらゆる問題に対して、因縁の解結(解決)を行っています。平等大慧会の教えによって、1人ひとりの幸福や家族の幸せを得ることができるとされています。さらに、その輪が広がり、あらゆる生き物に救いを与えることを平等大慧会は目指しています。

宗教法人平等大慧会の概要

名称:宗教法人平等大慧会

住所:〒739-0481 広島県廿日市市大野亀ヶ岡10700

立教:1954(昭和29)年11月11日

会長:梅本 道生

公式URL:http://oshajo.or.jp/

宗教法人平等大慧会の教義について

平等大慧会では、「七色十字」を理念として掲げています。七色十字は、7つの色から構成されている縦の線と同じく7つの色からなる横の線がクロスした形状で表現されています。

七色十字

平等大慧会の理念である七色十字は、縦の線(祖先や自分、子孫)と横の線(世の中の人々とのつながり)でなっています。

7つの色で構成された線は混ざることなく、それぞれが独立して十字を構成しています。私たち人間は、国籍、人種、文化、経済的環境などのさまざまな面で違いがあります。しかし、自分と異なる人間を否定するのではなく、互いに認め合い、そのうえで協力し合うことで平和な世の中が実現できるという考えが表現されています。

供養

平等大慧会では、供養の大切さを教えています。私たちは自分1人だけで生きているのではなく、さまざまな恩恵によって成り立っています。そこで、自分がお世話になっている3つの親の供養を説いています。3つの親とは、祖先・飲食物・大自然を指しています。

感謝の気持ちを伝えるにあたって、心の中で思うだけでは不十分です。実際にお経をあげることで、感謝の気持ちを伝える必要があり、そうすることで相手の魂が楽になるとされています。また、供養を心がけている人には、善いものが集まってくるという教えがあります。供養を怠らないことで、物質的にも精神的にも豊かに過ごせるようになるとしています。

因縁の帰結

私たちの人生は楽しいこと、喜ばしいことばかりが起きるわけではありません。悩みや苦しみは時間の経過とともに徐々に薄れていきますが、これは抜本的な問題解決ではありません。平等大慧会では、「因縁の帰結」で問題を根本的に解決しなければ、また形を変えて困ることが繰り返し起きてしまうとしています。

平等大慧会の教えにおいて、因縁を帰結するには過去世から自分の魂にとりついている悪いものは取り除かなければなりません。そうすることで、問題から逃れることができるとしています。また、何か問題が起きた時や辛いことが起きた時に他人のせいにしてしまうことも、根本的な問題解決ではありません。因縁の解結は、幸せな人生を送るための方法であると教えています。

救世者

平等大慧会では、「救世者」と呼ばれる世の中を救う人材の育成を行っています。佛様の真実の教えにおいて世の中の全てを救うための方法が説かれており、この教義に従って日々を心がければ、自分が幸せになるだけでなく、周囲の人々にも幸せを与えられるとされています。他人のためを思った行動が回り回って自分を救い、本当の幸せへと繋がっていくと説いています。

まとめ

宗教法人平等大慧会は、周囲の恩恵によって自分が生活できていることに感謝し、他人のために行動できるような人材の育成を行っています。七色十字の理念では、お互いの違いを乗り越えて協力し合うことが重要と説いています。自分と相手との違いを理解し、お互いを尊重することで、平等で平和な世の中が実現できるとしています。このように、自分や周囲、やがては万物が救われる世界となることを目指して活動している宗教団体です。

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