1.株式会社クワザワとは
建設資材の販売及び建設工事の施工を手がける株式会社クワザワの代表を務める桑澤嘉英氏は、他社との差別化を図るために選択と集中で確実に売り上げを伸ばしてきました。代表の立場で桑澤嘉英氏がどのように指揮を執って会社を成長させてきたのかを見ていきましょう。
1-1.株式会社クワザワの会社概要
- 会社名:株式会社クワザワ
- 本社所在地:〒003-8560 北海道札幌市白石区中央2条7丁目1番1号
- 電話番号:011-864-1111
- 設立:1951年2月1日
- 資本金:4億1736万円
1-2.株式会社クワザワの公式サイト
2.桑澤嘉英氏の経営手腕
2-1.父の死をきっかけに株式会社クワザワに入社する
昭和28年6月生まれの桑澤嘉英氏は昭和51年に東京大学を卒業したあとに大手保険会社に入社します。しかし民間会社に入社してから5年後に父の急死をきっかけに株式会社クワザワに入社しました。
父が急死してから株式会社クワザワに入社して営業企画に半年間従事したあと、平成9年から代表取締役に就任しました。これからも経営理念や行動指針を策定して会社の飛躍が期待されます。
2-2.桑澤嘉英氏が策定した経営理念とは?
桑澤嘉英氏が社長に就任してから改めて株式会社クワザワの経営理念を策定しました。この中で会社の利益だけでなく北海道を中心に地域社会に貢献しながら、生活向上に繋がるようにサービスを提供することを目標にしました。
地域貢献をすることでお客様から信頼される会社になると信じて、社員がやりがいを感じ仕事を愛して働き甲斐のある会社を作ることを経営理念に盛り込んでいます。社員がこの会社で良かったと心から感じることができる会社になるように、桑澤嘉英氏が先頭に立って陣頭指揮を執っています。
2-3.今後力を入れていく事業とは?
桑澤嘉英氏は今後力を入れていく事業として太陽光パネルの設置を推進していくと考えています。北海道では新築の住宅着工数が減ってきているので、会社として太陽子発電の専門チームの規模を大きくしていこうと考えています。
ただ営業するだけでなく自社で施工力を拡大することにも力を入れていく事を考えています。桑澤嘉英氏は株式会社クワザワで施工力も高めてセットで提供することを考えていて、ストック事業やリフォーム事業と連携させていこうとしています。
3.桑澤嘉英氏が考える経営理念・行動指針
桑澤嘉英氏は未来への発展に向けて社長に就任してから、クワザワグループの経営理念・行動指針を発表しました。これは桑澤嘉英氏が5年間考えてやっとまとまった内容になります。どのような経営理念・行動指針なのかを見ていきましょう。
3-1.経営理念
桑澤嘉英氏は自分の会社の社業を通じて地域社会の生活向上に貢献したいと考えています。建設資材の総合商社としてさまざまな事業を展開していますが、お客様が求めている建物や住宅を建てて、喜んでもらうだけでなく、生活が向上するように自社のサービスで貢献したいと考えています。
お客様との関係を構築することで、強く信頼される会社になるためにどうすれば良いか、しっかり社員に考えて行動するように伝えています。信頼されるようになれば会社の利益がアップして益々会社を成長させることができると桑澤嘉英氏は考えています。
会社が成長すれば社員もやる気が出て働き甲斐のある会社にすることができるので、社員には仕事を愛して会社を愛してほしいと、経営理念を通じて社長の思いを社員に伝えています。
3-2.行動指針
経営理念だけでなく行動指針もまとめました。会社のスローガンが「自分が燃えれば他人も燃える」という言葉を、毎週月曜日の朝礼で唱和していますが、これは桑澤嘉英氏の父が遺した言葉です。社員には率先して燃えるように働くことで、お客様に自分たちの思いをしっかり伝えることができると考えています。
桑澤嘉英氏が考えた会社の行動指針は、お客様に満足していただくために、求められたことを全力で追及することです。あるものをそのまま提供するだけでなく、無いものはしっかり追究して提供できるように、創造的・革新的な考えでアイデアを生み出すことが必要です。
お客様にサービスを提供して満足していただくために、会社のルールや法令を遵守しなければいけません。警察に逮捕されるような逸脱した行動は絶対にしないように行動指針に掲げています。
建設資材の総合商社として必要な人材育成にもしっかり取り組むことが重要だと考えているので、上司は自ら率先して垂範することで、部下が理解を示してやる気が起きてしっかり行動してくれます。
4.まとめ
父親の急死をきっかけに株式会社クワザワに入社した桑澤嘉英氏は、これからもお客様に求められる建設資材の販売だけでなく、建設工事の施工を手がけていこうと考えています。この会社の強みは営業や販売だけに留まらず、株式会社クワザワの技術を伴ったスタッフが対応してくれることです。桑澤嘉英氏が先頭に立ってグループ力を活かした体制を整えています。