生活や会社経営などに必要となるのがお金です。お金の管理という部分でどの地域でも、金融機関が大きな役割を担っています。旭川市を中心に長きにわたって地域の金融環境を整え、支えになっているのが旭川信用金庫です。地域での大きな資本を守るだけでなく、より良い地域環境を構築するために、未来を見据え、新しい価値観なども柔軟に対応し、成長を続けています。地域における旭川信用金庫の必要性、企業の取り組み、地域とのつながりの部分についてご紹介していきます。
1.金庫概要:地域に根差した金融機関として業務を展開
「旭川信用金庫」の会社概要についてご紹介していきます。会社概要についてはホームページより引用いたしました。
- 創業:1914 (大正3年)4月11日
- 出資金:23億66百万円
- 代表者:理事長 原田 直彦
- 事業内容:預金業務・貸出業務・内国為替および外国為替業務・有価証券投資業務・付帯業務およびその他の業務(日本銀行歳入代理業務)、国債窓口販売業務、投資信託窓口販売業務、個人年金保険等の窓口販売業務、遺言信託代理店業務など)
- 店舗数:40店(旭川市内25・旭川市近郊5・札幌市内5・富良野市・近郊5)
- 常勤役職員数:374人(うち常勤役員8人)
- 会員数:5万7,531人
100年以上の歴史を持ち、旭川市を中心として、個人・企業に対して金融部分でのさまざまな支援を行っています。地域における金融業務を一身に請け負ってくれるので、トータル的な管理もお願いできる部分がメリットとしてあげられます。旭川市、近郊のみであれば多くの店舗があるので、サービスを気軽に受けられるでしょう。
2.経営理念:地域の人々の明日がひらく手助けをする
経営理念として旭川信用金庫では、「明日をひらく」を合言葉に経営をしています。地元で頑張る人達に寄り添い、生活に密着したコミュニティーバンクを実現することも目的として掲げています。理念を達成するために人を大切にすること、街と歩むこと、くらしを豊かにすることという3つの姿勢で業務に取り組んでいます。お金を預かるという部分で姿勢を明確に示すことで、より地元を大切にしていることが伝わります。
3.働きやすい環境を整え、質の良いサービスを継続する
金融機関は、一般企業とは職場環境が異なる部分も多いでしょう。旭川信用金庫では、人材育成に関してしっかりとした信念のもとに取り組んでいます。係別・階層別研修を実施することや、金庫外部での研修派遣、各種資格取得試験・通信講座の助成などを行い、働いてくれる人たちの成長を促進しています。
常に時代を先取りし、新たな仕事、アクションを起こせる自由闊達な雰囲気を作り出しています。人材育成を対応することで金融機関として質の良いサービスを、お客様に継続して提供できる土壌が出来上がっていくのです。
4.地元の産業を応援する活動
旭川信用金庫では、さまざまな形で地元の産業を応援する取り組みを行っています。
まずは旭川しんきん開業応援団です。専門スタッフ(中小企業診断士等)が中心となって、創業のサポートを行ってくれるサービスです。当然資金面でのサポートも対応してもらえるので、ワンストップで自分の事業を始められるようになっています。
もう一つは旭川しんきん産業振興奨励賞という取り組みです。1994年(平成4年)から設けされた奨励制度で、旭川市内、旭川市近郊、富良野市・近郊の企業を対象としています。新技術・新商品(製品)等の開発だけではなく、これまであった技術・商品の改善・改良も対象として、地域経済・産業の発展につながるものに支援をしていきます。
以上の活動によって地域の活力を底上げすることに貢献しています。
5.地域社会への支援活動
旭川信用金庫は地域におけるボランティア活動にも積極的に取り組んでいます。旭川市の観光地として知られている旭山動物園にて、清掃のお手伝いをしています。そのほかにも毎年9月に「駅マルシェ」を開催しています。
旭川市を含む北海道で北に位置する自治体でさまざまな魅力的な商品を発掘し、情報を発信することをひとつの目的としています。ほかにもマルシェを実施することによってJR旭川駅を中心として中心市街地の活性化を狙い、地元の賑わいを作り出しています。地域社会を支援することで、人とのつながりもでき、より企業における信頼も獲得できるのです。
6.まとめ
今回は旭川信用金庫の業務内容や活動に関するご紹介をしていきました。金融機関は現代の生活にとって、切っても切り離せない大切なパートナーになっています。お金を預けるだけの場所ではなく、街の発展を願ってさまざまな活動していることが知っていただけたでしょう。
どういった場所においても人とのつながりは大切です。信用が必要な業務を行っているからこそ、街の人達とのふれあい、街への貢献を考えて活動しているのです。これからも地域と共に成長していく旭川信用金庫について、詳しく知りたい場合にはホームページを確認してみてください。