北海道でのパン作りを追求する！日糧製パン株式会社についてご紹介

2023 5/24

2023年5月24日 2023年5月24日

北海道は小麦生産が全国1位であることはよく知られています。そんな北海道で美味しいパンが作られるのも納得ですよね。ここでは、北海道でパン作りを行う「日糧製パン株式会社」についてご紹介します。コンビニやスーパーでもおなじみのパンを多く製造している会社です。美味しい食パンで朝を迎えるという方も多いと思います。どうぞ最後までお読みください。

１．終戦後まもなくの設立！社歴77年の会社です

日糧製パンは、第二次世界大戦後まもなく設立した会社です。設立から77年と社歴は長く、北海道で長く事業展開をしていきました。ここでは、会社概要と歴史についてご紹介していきます。

1-1　北海道企業として長く事業展開しています

日糧製パンの会社のホームページより抜粋した会社概要は下記の通りです。

会社概要

商号　日糧製パン株式会社
本社　札幌市豊平区月寒東1条18丁目5番1号
設立　1946（昭和21）年5月16日（創業昭和18年）
事業内容　パン・菓子・米飯等の製造および販売ならびにその他食料品の販売
従業員数　680名（2022年3月末現在）※平均年齢 43.8歳
工場　月寒工場、琴似工場、釧路工場、函館工場
支店・営業所　旭川支店、帯広営業所、北見営業所、青森営業所

日糧製パンは、設立は1946年となっています。札幌市に本社を置き、北海島を中心に事業展開を行っています。工場は北海道に３か所、支店や営業所は北海道と青森県に置かれています。北海道・青森で展開している会社です。

1-2　全国展開するも、より北海道に根差した企業へとシフト

日糧製パンの歴史は、1943年に設立された北海道報国製菓有限会社が基になっています。

1943年10月　北海道報国製菓有限会社として設立
1946年5月　日本糧産化学工業有限会社に改称
1959年3月　日糧製パン株式会社と改称
2009年8月　山崎製パン株式会社と業務資本提携契約を締結

北海道に本拠を置く日糧製パンですが、一時期は関東などに営業所や工場などを設け事業展開を行っていましたが、1990年代には撤退しています。現在は山崎製パンと業務資本提携を結んでいます。

２．北海道に根差した経営方針

日糧製パンは、「おいしく、北海道らしく」をコンセプトに掲げています。北海道という土地柄もあり、食の分野で北海道に貢献すべく日々邁進しています。

2-1　すべての経営の基本である3つの経営理念

日糧製パンは、3つの経営理念を掲げています。

ミッション：いつも安心できるおいしさと信頼感で人と環境にやさしい企業
ビジョン：北海道の活性化に貢献する“真の北海道企業”への成長
ドメイン：良質なパン・菓子を中心とした食関連事業

パンやお菓子を通して、北海道に貢献することを目的としています。企業として求められる「信頼」「環境への取り組み」「地域活性化」などを掲げ、日々事業に邁進している会社です。

2-2　地域に貢献「工場見学」「親子料理教室」

地域の方にパンができるまでを知っていただく機会として、過去には工場見学や料理体験教室なども開催されていましたが、現在は休止しています。再開を待ちたいですね。

３．北海道らしさにこだわった商品づくり

ここでは、日量製パンの主な商品についてご紹介します。スーパーやコンビニで見かける機会も多いと思いますので、また新たな発見があるかもしれません。

3-1　おいしい食パン「絹艶」

日糧製パンの食パンのシリーズでよく知られているのが「絹艶」です。そのままでも、トーストしても楽しめる食パンです。定番の6枚、8枚切りのほか、山形パンや厚切りなども登場しています。おうちで様々な料理を楽しむ方も多いです。

3-2　おやつの定番「ラブラブサンド」

1984年に初登場したパンのシリーズで、現在もコンビニやスーパーに置かれていて軽食の定番として人気です。柔らかな食パンにフィリングをサンドしたパンで、パッケージを見れば「これだ！」と思う方も多いと思います。子どもから大人まで愛されており、思い出の味という方も。味もピーナツ、チョコレート、ジューシータマゴなど種類も豊富にあり、今でもおやつの定番として愛されています。