電子書籍に押されて厳しいと言われる昨今、印刷業という立場から北海道に根差した事業を展開しているのが株式会社アイワードです。ここでは株式会社アイワードについて、会社概要や事業内容などについてご紹介します。北海道での企業活動に関心のある方には非常に興味深い内容だと思いますので、どうぞ最後までお読みください。
1.会社概要についてご紹介
ここでは、株式会社アイワードの会社概要についてご説明します。ホームページより抜粋させていただいていますので、詳細についてはぜひホームページでご確認ください。
- 社名:株式会社アイワード
- 所在地:下記の通り
- 本社・工場 :札幌市中央区北3条東5丁目5番地91
- 東京営業部:東京都千代田区西神田2丁目4番3号 高岡ビル6階
- 札幌工場:札幌市中央区北3条東4丁目5番地64
- 石狩工場:石狩市新港西3丁目768番地4
- 創業:1965(昭和40)年9月
- 設立:1966(昭和41)年10月
- 従業員数:役員8名、正社員206名、契約社員29名、嘱託8名
(2021年3月31日現在)
株式会社アイワードは、札幌市に拠点を置く印刷業を展開する会社です。札幌と石狩に工場を置いており、東京にも営業部を設置しています。昭和40年創業と長い歴史があり、従業員は役員を除く正社員、契約社員、職などを合わせ243名です。中小企業ならではの小回りの良さを生かし、地域に根差した企業活動を展開しています。また障碍者雇用にも取り組んでおり、現在約15名が従業員として活躍しています。
2.本づくりならすべてお任せ!事業内容について
電子書籍が普及し、紙の書籍を購入する方は少なくなりました。しかしながら本のページをめくりながらの読書に意義を見出す方は多いです。株式会社アイワードでは印刷業を基本とし、北海道の経済だけでなく書籍文化にも貢献しています。
- ブック印刷事業
- 情報処理
- システム開発事業/褪色写真復元事業
編集から製本まで一貫して本づくりができることが強みです。印刷から製本までを自社工場で行うことができます。そのノウハウは自費出版にも生かされ、本を出版したい方の強い味方になってくれます。そのジャンルは幅広く、学術書や写真集・社誌など多くの依頼に対応しています。
3.企業として「フラット」であることが大切!経営方針を紹介
会社のホームページにも掲げられている経営方針をご紹介します。情報共有やジェンダーや障がいなどの差別撤廃など、「開かれた」経営を目指す先進的な企業でもあります。ダイバーシティへの認知度の高まりもあります。非常にやりがいのある仕事ができる会社です。
- 民主的に運営します。
- 開かれた経営…情報の共有化をはかります。
- 男女の性による差別、障がいによる差別をしません。
- 自主的・自覚的な行動を大事にします。
- 目標と計画を大切にします。
その中で特に重視するものを、経営政策として挙げています。これも会社のホームページより引用してご紹介しています。
経営政策
- PR(パブリックリレーション=広報)
- 非価格競争力
- 社員共育
企業として、価格競争を行い売り上げを伸ばすというのは一つの考えですが、株式会社アイワードでは価格に因らない部分での競争力を重視しています。これは編集から製本から一貫して手掛けるというスタイルにも表れています。出版を希望する顧客に対し、彼らの思いや希望を盛り込めるというところを強みとして事業を展開しています。
4.従業員にやりがいや働きやすさを提供!人材育成にも熱心
株式会社アイワードでは、「めざす社員像」を掲げています。こちらも会社のホームページより参照しています。
- いつも力を合わせていこう
- 陰でこそこそしないでいこう
- 働くことが一番好きになろう
- 何でも、何故?と考えよう
- いつでも、もっといい方法はないか探そう
以前にも触れましたが、「男女の性による差別、障がいによる差別をしない」ことを経営方針で掲げています。そして経営政策の中で「社員共育」が述べられています。以上のことから、株式会社アイワードでは「フラットな人材育成」を目指して従業員の採用や教育にあたっています。障害者雇用の推進により現在15名の方が従業員として働いています。健常者が円滑なコミュニケーションを取れるよう努力をしていますし、社内設備も障害者の利用に配慮した作りとなっています。
5.まとめ
ここまで株式会社アイワードについてご紹介してきました。印刷業という立場で本に関わりつつ、より顧客のニーズに沿った本づくりを目指してきた会社です。また北海道内に工場を置くことで、北海道の経済並びに雇用に貢献しています。印刷は様々な技術が組み合わさった上で作り上げるものです。高いスキルを持つ会社だからこそ、安心して働くことができます。また社員の育成や働きやすさにも目を向けており、社内設備も工夫されています。ホームページにはここでは書ききれなかったたくさんの情報が掲載されています。ぜひ会社のホームページをご覧ください。