株式会社春秋商事の概要
事業概要と地域での役割
株式会社春秋商事は、神奈川県横浜市に本社を置き、約半世紀にわたり廃棄物処理業に携わってきた老舗企業です。
新横浜エリアで事業を開始し、誠実かつ適正処理をモットーに、横浜市内を中心とする首都圏全域の事業者を対象にサービスを提供しています。
事業内容は、オフィスや商業施設などから出る一般廃棄物・産業廃棄物の収集運搬、自社の中間処理施設でのリサイクル処理まで多岐にわたります。廃棄物の発生抑制(減量化)や資源化リサイクルの提案にも力を入れており、地域社会における循環型社会の構築に貢献することを使命としています。
横浜市内では行政の委託も受けて家庭系ごみの収集業務を一部担っており、地域の清潔・快適な環境維持にも貢献しています。
企業方針と環境への取り組み
環境分野では「排出された廃棄物は責任を持って安全・適正に処理し、自社および顧客の廃棄物リサイクルを推進する」ことを基本方針としています。
実際の事業活動においては、以下のような5つの重点項目を設定し、環境負荷の少ない経営と地域社会への貢献を図っています。
- 委託廃棄物の安全・適正な収集運搬・処分
- 排出抑制とリサイクル推進による廃棄物の減量化
- 事業効率化と省エネ・省資源の徹底
- エコドライブの実践による大気汚染・温暖化対策
- CSR(企業の社会的責任)を果たし地域社会に貢献すること
これらの方針のもと、2003年に環境マネジメント国際規格ISO14001を取得し、継続的な改善に努めています。
株式会社春秋商事の会社概要
基本情報
社名:株式会社春秋商事
本社所在地:神奈川県横浜市都筑区川向町1160番地
設立:1971年4月20日
代表者:代表取締役社長 甲斐 陸二郎
資本金:5,000万円
従業員数:100名(パート・アルバイト含む)
事業内容:一般廃棄物・産業廃棄物の収集運搬および処分業、一般貨物自動車運送事業、廃棄物のリサイクルおよびリサイクル製品の販売、建物解体工事、不動産の売買・管理、古物商等
公式ホームページ:https://www.syunjyu-syouji.co.jp/
拠点と関連施設
春秋商事は、本社機能と主要施設を横浜市都筑区に集約しています。
都筑中間処理リサイクルセンターは横浜市都筑区川向町に位置し、産業廃棄物の中間処理を行い、受け入れた廃棄物の資源化を推進する役割を担っています。横浜市旭区には旭営業所・旭リサイクルセンターがあり、こちらは産業廃棄物の積替え・保管拠点として機能しています。
旭区内にはみどり車庫があり、事業所から出る廃棄物収集車の待機・整備拠点となっているほか、敷地内に30トン計量が可能な台貫設備を備えています。港北区には港北車庫を構え、横浜市から委託を受けた一般家庭ごみ収集車両が所属しています。
このように、春秋商事は本社・中間処理センターと各地域拠点を連携させることで、横浜市内全域にわたる効率的な収集運搬ネットワークを確立しています。
株式会社春秋商事の一般・産業廃棄物収集運搬事業
事業系一般廃棄物収集の内容と対応エリア
春秋商事は、横浜市の一般廃棄物収集運搬業許可を取得し、事業所から出るごみの収集運搬を行っています。
対象となるのは、オフィスや店舗、飲食店などから排出される可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみなどで、定期的な回収を中心に、移転や片付けなどで一時的に多量に発生したごみの回収にも対応しています。
対応エリアは横浜市内の広い範囲に及び、港北区・都筑区・青葉区・緑区などの市北部エリアをはじめ、神奈川区・鶴見区・旭区、中区・西区・南区・保土ヶ谷区・港南区・瀬谷区・戸塚区など、多くの区でサービスを提供しています。
料金や回収方法は、排出量や業種に合わせて複数のパターンが用意されています。代表的なものとして、指定ごみ袋を事前に購入して使用する方式、品目ごとに処理単価を設定する方式、一定期間の排出状況を踏まえて月極めで固定料金を設定する方式などがあります。
産業廃棄物収集運搬事業の内容と許可エリア
工場や建設現場などから出る産業廃棄物について、春秋商事は一都三県を対象に収集運搬業を行っています。具体的には、神奈川県(積替・保管を含む)・東京都・千葉県・埼玉県で産業廃棄物収集運搬業の許可を取得しており、神奈川県内では特別管理産業廃棄物の収集運搬許可も保有しています。
産業廃棄物の処理委託では、排出事業者には委託契約書の締結とマニフェスト交付が義務付けられています。
春秋商事では、まず担当者が現場を訪問し、排出される廃棄物の種類や発生量、希望する処理方法などを確認したうえで、処理費用の見積りと契約手続きを行います。その後、必要なマニフェストを発行し、収集運搬・中間処理・最終処分へと進める流れです。
収集方法は、発生パターンに応じて大きく3つに整理されています。
定期的に多量の廃棄物が出る現場には、4立方メートルまたは8立方メートルのコンテナを設置し、満量になり次第入れ替える方式を採用します。
少量ずつ発生する場合は、品目ごとに単価を設定して月ごとの排出量に応じて精算する方式を用意しています。
引っ越しや工場の閉鎖など一時的に大量の廃棄物が発生するケースでは、スポット契約により個別見積りで対応することも可能です。
また、横浜市旭区の旭リサイクルセンターでは産業廃棄物7品目について積替・保管の許可を取得し、120.397立方メートルまで保管できる施設を運営しています。
電子マニフェストの推進とサービス
産業廃棄物の処理では、マニフェスト(産廃管理票)による管理が求められます。
春秋商事は、その電子化である電子マニフェストの利用を勧めており、公式サイトに操作マニュアルや関連情報を掲載し、日本産業廃棄物処理振興センター(JWNET)への加入も案内しています。
電子マニフェストを使うことで、紙伝票の保管や記入の手間を減らし、処理状況の確認や行政報告の効率化が期待できます。
ただし、初めて導入する事業者にとっては登録作業が分かりにくい場合もあるため、春秋商事では同センターへの入会登録を代行する「楽々プラン」を用意しています。専門的な知識がなくても導入しやすいよう支援しつつ、法令に沿った管理の実現を目指しています。
まとめ
株式会社春秋商事は、横浜市を中心に首都圏の事業者や地域社会に対して、総合的なサービスを提供する企業です。
一般廃棄物・産業廃棄物の収集運搬から自社リサイクルセンターでの中間処理・再資源化まで一貫対応し、排出事業者の負担軽減と循環型社会の構築を支援しています。
また、安全・確実・迅速を旨とした一般貨物輸送サービスも展開し、物流面でも顧客事業を支えています。社員教育や最新設備への投資を通じて環境保全と安全管理を徹底し、地域の清掃活動や子ども向け環境イベントを支援するなどCSR活動にも積極的です。
こうした姿勢から、行政や業界から信頼性の高い廃棄物処理業者・運送事業者として評価されています。
