東京フットウエア株式会社

革靴
目次

東京フットウエア株式会社について

東京フットウエア株式会社は、創業75年の歴史を持つ靴卸販売の会社です。

1949年に創業後、1970年代からはヨーロッパやアメリカ、アジアなど世界各国の靴の輸入販売を主とし、2011年にはEC小売も開始しました。現在は自社ブランド「ALFRED COX」も立ち上げ、こだわり抜いた革靴の製造・販売を行っています。

また、東京フットウエアは靴卸業者のため、店頭で靴の販売を行っていません。靴販売業者以外の一般の方は、ECサイトでのみ製品の購入が可能です。

今回は、東京フットウエアの事業内容や、靴へのこだわりについてご紹介します。

東京フットウエア株式会社の概要

社名:東京フットウエア株式会社
設立:昭和24年4月1日
代表取締役:大久保 秀昭
資本金:3,000万円
本社:〒101-0044東京都千代田区鍛冶町1-9-1 第二大久保ビル8F
TEL:03-3254-2521(代表)
公式サイト:https://www.tokyofootwear.co.jp/

東京フットウエア株式会社の事業内容

東京フットウエアは、時代の移り変わりと共に顧客のニーズに合わせ、さまざまな提案を行ってきました。創業当初は卸売りだけでしたが、1970年代以降は世界各国の多種多様な製品の輸入販売を始めました。

1973年に自社ブランド「ALFRED COX」を立ち上げ、その後提携工場での生産を開始してからは、海外工場で生産した製品を直接取引することで中間マージンを無くし、コストパフォーマンスの高い売買を可能にしました。

海外で生産された「ALFRED COX」の靴は日本に輸入され、楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECサイトから、誰もが気軽に購入できるよう販路が広がっています。

東京フットウエア株式会社の製品

東京フットウエアが立ち上げたシューズブランド「ALFRED COX」は、伝統的な英国靴を連想させるスタンダードなフォルムと銀付き本革使用にこだわった製品です。

通気性や耐久性、防滑性、屈曲性のすべてにおいて高品質を追求するのはもちろん、足馴染みや履き心地にも徹底的にこだわっています。ここでは、東京フットウエアの「ALFRED COX」へのこだわりをご紹介します。

素材へのこだわり

脚の甲を覆う「アッパー」と呼ばれる部分には、1頭の牛から限られた量しか取れない「銀付き革」を使用しています。

「銀付き革」とは、革本来のキメやシワなどをそのままの模様として活かした「なめし革」のことですが、近年では銀面と呼ばれる革の表面を削り、合成樹脂を塗布した合成皮革のような素材を使った靴が多くなっています。

「ALFRED COX」はそれらとは全く異なる、自然の革の風合いを活かした素材にこだわる靴作りをしています。

機能性のこだわり

東京フットウエアの「ALFRED COX」は、革靴でありながら「蒸れない」と「走れる」を追求し、機能性にもこだわっています。

外側だけでなく内側にもすべて本革を使用し、贅沢な正統派ドレスシューズのスタイルをそのままに、通気性と屈曲性に優れた製品を生産しています。また、使用している革に一切の加工を加えていない「銀付き革」は通気性と柔軟性に優れ、20万回の耐屈曲性にも耐えることができ、滑り抵抗試験では、運動靴の合格基準である0.3以上を記録しています。

これらの品質は財団法人ボーゲン品質評価機構により証明され、信頼性も高いものとなっています。

履き心地へのこだわり

ライニング(内側)とインソール(中敷)にも本革を使用することで、抜群の吸湿性と放湿性を確保し、蒸れない革靴の実現に成功しています。また、革に顔料を使わない「素仕上げ」を施しているため、革本来の特性である高い吸放湿性を発揮でき、本革の中敷は、においの原因物質を10分の1に抑える効果もあります。

踵部分に使用されているスエードは、踵のホールド感を向上させることで足が痛くならない設計となっているほか、ラバーソールには自社で開発したTPR(サーモプラスティックラバー)を使用し、歩きやすさを追求しました。

硬すぎず屈曲性が高いラバーソールは、雨の日や濡れた道でも高いグリップ力を発揮し防滑制に優れ、高い耐久性も備えています。

バリエーションのこだわり

「ALFRED COX」の革靴は、つま先が長い「セミロングノーズ」と、丸くなっている「ラウンドトゥ」の2種類の木型があります。さらに「ダービー」「オックスフォード」「シングルモンク」など5種類のデザインがあり、カラーはブラック、ライトブラウン、ブラウン、ダークブラウンの4種類があります。

木型のタイプとデザイン、カラーの組み合わせから選べる革靴は120種類にもおよび、セミオーダー感覚で自分だけのシューズの購入が可能です。

まとめ

創業75年の東京フットウエア株式会社は、靴の輸入卸業から始まり、現在ではこだわりの革靴の製造・販売も行っている会社です。

東京フットウエアが製造している革靴「ALFRED COX」は、蒸れやすく走りにくかった革靴を、クオリティはそのままに履き心地の良いものに変えました。「ALFRED COX」は、東京フットウエアが長年培った輸入卸としての取引実績を最大限に活用し、東南アジアの提携工場との直接取引により、輸入コストを抑えることを実現しています。

高品質なビジネスシューズをリーズナブルな価格で一般に提供することに成功している会社といえるでしょう。

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